COLUMNコラム
古い銀歯が身体に与える影響~セラミック治療は歯科技工士がいる医院へ~
こんにちは。
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】です。
保険診療の「銀歯」は、硬くて強い力がかかる奥歯などにも適応するなどのメリットがあり、古くから使用されています。
ところが、「銀歯」が古くなると身体に悪影響を及ぼすリスクがあることをご存じでしょうか?
ここでは、古い金属が身体に与える影響と全身を守るための解決策を紹介します。
古い銀歯が身体に与える影響とは?
古い銀歯(金銀パラジウム合金)
・お口の中に赤味がある
・湿疹がでる
・皮膚が腫れる
・手足にかゆみが現れる
保険診療で使用する「銀歯」は、古くなると上記のような金属アレルギーを起こすリスクがあります。
修復物を入れてから、3〜5年くらいした「古い金属」はすり減りや劣化などにより、金属が溶けだすリスクがあります。
一度発症すると、一生症状が続くとわかっており、日常生活に支障をきたすこともあるのです。
(出典:厚生労働省‐本邦における金属アレルギー診療の現状と課題 より)
お口の中で金属が徐々に溶けだし、身体に蓄積します。
そうなると、体はそれを「異物」とみなし、さまざまなアレルギー反応を引き起こします。
症状はすぐには現れず、遅延型アレルギーとも呼ばれるため、お口の中の銀歯が原因であると気が付かない方も少なくありません。
アマルガム(歯科用水銀)
銀歯のなかでも注意したいのが「アマルガム」と呼ばれる修復物です。
ひと昔前に修復物に使用されていた金属で、現在は治療に使用されることはありませんが、40代以上の方はお口の中にあるかもしれません。
主な成分は、水銀でできておりお口の中に溶け出すと以下のような症状が現れるリスクがあります。
・感覚異常
・不眠
・神経的なイライラ
・頭痛
・めまい
原因不明の身体のお悩みがあり、じつは古い銀歯の影響だったという方もいらっしゃいます。
古い銀歯をメタルフリーのセラミックの歯に変える人が増加
古い銀歯やアマルガムがお口の中にある方で、金属ではなく陶材を使用する「セラミック」の修復物で再治療をする方が増えています。
セラミック治療を選択される方が多い理由をみてみましょう。
・天然歯のような白くて美しい見た目
・金属アレルギーを引き起こす心配がない
・ツルツルしており着色や汚れが付着しにくい
・劣化や変形が少なくて長期にわたり使用ができる
・硬くて傷がつきにくい
野口歯科医院では、自由診療のセラミック治療を選択することが可能です。
歯科技工士が歯医者にいる「野口歯科医院」へ相談を
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】では、歯科技工士が歯科医院にいるため患者さんとの距離が近く、コミュニケーションを取りながら理想の修復物の製作に努めています。
セラミック治療を無理にすすめることはありませんが、選択肢のひとつとしてご提案させていただきます。
セラミック治療の際に、歯科技工士が直接、患者さんのお口の中を確認することができるため、精度の高い修復物をめざすことができるのです。
また、院内に技工室があるため、入れ歯や仮歯の修理でお急ぎの場合も臨機応変に対応が可能です。
お電話、インターネット(24時間)でのご予約が可能です。
平日・土曜ともに、17時まで受付しています。