COLUMNコラム
歯科矯正中の食事は?何を食べればいいの?痛みや器具に影響しにくい食べ物を紹介
こんにちは。
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】です。
歯科で矯正治療をはじめると、「食事はどうすれば?」「何を食べればいいの?」と悩むことがあるかもしれません。
というのも、矯正器具はお口の中に装着するため、慣れない間は、痛みなどの予期せぬトラブルなどがあるからです。
今回は、歯科で矯正中のお食事のポイントや気をつけたい食べ物についてお話します。
歯科矯正中の食事について
歯科で矯正中だからといって、食事制限をする必要はありません。
食べたいものを我慢したり、食事制限をしたりすると、ストレスや栄養不足で口内炎ができる可能性もあります。
そこで、矯正中は、しっかり栄養を摂って好きなものを食べるために、ほんの少しだけ食べ方に気を付けましょう。
「食べやすくなるように食事を工夫すること」は大切です。
歯科の矯正でお口の中が痛いときの食事
矯正治療中は、次のようなやわらかい食事がおすすめです。
・煮込みうどん
・おかゆやリゾット
・やわらかい煮物や豆腐・たまご料理
・みそ汁やスープ
・サーモンやホタテなどやわらかい魚介
・バナナやさつまいも
矯正器具に影響しやすい食べ物
固定式の矯正器具に挟まったりくっついたりしやすい食べ物は、次のとおりです。
・せんべいやリンゴなどの固い食べ物
・お餅やキャラメルなどの粘り気のある食べ物
・ラーメンやそば、パスタなどの細い麺類
・アスパラやえのきなどの繊維質の食べ物
矯正器具に影響しやすい食べ物は、一口サイズや細かく切るなど、工夫して食べるようにしましょう。
矯正器具に影響しやすい飲み物
矯正器具が変色しやすくなる飲み物は、次のとおりです。
・コーヒー
・紅茶
・赤ワイン
ポリフェノールを多く含む飲み物は、矯正器具を変色させる可能性があります。
飲み物ではありませんが、カレーやキムチも器具が変色しやすい食べ物です。
食後すぐに歯磨きができない場合は、ストローで飲んだり、口をゆすいだりして対策するようにしましょう。
歯科の矯正期間中も食事を工夫してしっかり栄養を摂取しよう!
ワイヤー矯正は、歯の表面に3㎜角程度の小さなブラケットを接着し、ブラケットに直径0.5㎜程度の細いワイヤーを通す構造です。
「ミリ単位」の小さな器具なので、器具のすき間に食べ物が入ったり、硬いものを食べて破損したりしないよう、食事を工夫しましょう。
また、ワイヤー矯正の痛みは、徐々に減少していくので、矯正期間中ずっと痛いわけではありません。
痛みのある期間は、食事がしやすくなるように工夫をして、しっかり栄養を摂取するようにしてください。
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】のワイヤー矯正は、目立ちにくい白色や透明色のタイプもご用意しています。