COLUMNコラム
インプラントと差し歯との違いは?~それぞれのメリットとデメリット~
こんにちは。
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】です。
むし歯や歯周病で歯を削ったり失ったりした場合、何かしらの方法で、「見た目」や「噛む機能」を回復させる必要があります。
「インプラントがいいって聞いたけど、差し歯とどう違うの?」と疑問に思っていませんか?
「名前を聞いたことがあるけれど、実際のところ特徴がよくわからない……」
「インプラントって差し歯のことでしょ?」
など、2つを混同されることもありますが、2つは異なる治療方法です。
ここでは、インプラントと差し歯の違いをメリットとデメリットに分けてご紹介します。
治療をしてから、「こんなはずではなかった……」とトラブルになる前に、しっかり特徴を理解して、ご自身に合う方法を選択しましょう。
インプラントと差し歯の違い
インプラントと差し歯の大きな違いは、「ご自身の歯の根っこが残っているかどうか」です。
インプラントは、人工の根っこ「インプラント体」を顎の骨の中に埋め込む手術を行います。
そのため、インプラント治療をする部分には、歯の根っこは残っていません。
手術の後、顎の骨と人工の根っこがしっかり結合したら、土台を立てて、被せ物をする治療に進みます。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット‐ インプラント(いんぷらんと) より)
一方、差し歯は、ご自身の歯の根っこが残っています。
むし歯により崩壊した「歯の頭の部分」を補うための被せ物(差し歯)をする治療のことです。
たとえば、歯の根っこは残っているけれど、差し歯ではなくインプラント治療を選択する場合は、残っている根っこを抜いてから、インプラントの治療に移行します。
インプラントのメリットとデメリットとは?
まずは、インプラントのメリットとデメリットをみてみましょう。
インプラントのメリット
・天然歯と同様の力で噛むことができる
・天然歯と見た目が変わらず美しい
・セラミックの白い被せ物のため目立ちにくい
・他の歯や歯ぐきへの負担がかかることがない
インプラントのデメリット
・手術が必要
・治療に時間がかかる(3~6ヶ月程度)
・保険が適用できないため費用が全額負担
・歯の根っこが残っていれば抜く必要がある
差し歯のメリットとデメリットとは?
次に、差し歯のメリットとデメリットをみてみましょう。
差し歯のメリット
・手術は必要ない
・自分の歯の根っこを残しておける
・歯の根っこの強度に問題がなければ、天然歯と同様の力で噛める
・治療の期間(1~2ヶ月程度)がインプラントに比べて短い
・保険が適用できる
差し歯のデメリット
・インプラントより見た目の美しさに欠ける
・被せ物の素材により歯の色合いや風合いが異なる
・歯の根っこがもろくなり破折などのトラブルが起こるリスクがある
インプラントや差し歯の治療は「野口歯科医院」へご相談ください
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯科【野口歯科医院】では、インプラント治療はもちろん差し歯の治療も行っております。
1983年からインプラント治療の実績を重ねており、経験や知識が豊富な歯科医師による治療が受けられます。
お電話、インターネット(24時間)でのご予約が可能です。
平日・土曜ともに、17時まで受付しています。