COLUMNコラム

歯周病と歯肉炎の違いってなに?~歯周病の進行段階と検査法を徹底解説~

こんにちは。
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】です。

 

「歯周病って聞いたことがあるけれど、どんな病気?」
歯周病や歯肉炎や歯槽膿漏など、さまざまな言葉があって、よくわからない……自分の症状はどれなんだろう?などと思っていませんか?

 

ここでは、歯周病と歯肉炎の違い、歯周病の進行段階について解説します。

 

野口歯科医院では、歯周病の検査を専用の機械でしておりますので、歯周病や口臭の原因となる細菌を発見して治療につなげられます。

 

 

歯周病と歯肉炎の違いとは?

歯周病と歯肉炎、文字がよく似ていますが、症状や特徴が違います。

 

歯肉炎

歯肉炎は、歯ぐきだけに炎症反応がある状態です。
歯ぐきが赤く腫れる、歯ぐきから出血があるなどの、症状であれば歯肉炎を疑いましょう。

 

また、歯肉炎は歯周病の前段階のため、症状がありましたら、早めに歯科医院を受診することが大切です。

 

歯周病

歯周病とは、歯肉炎が進行し、歯を支えている顎の骨や歯周組織を破壊する細菌感染症です。
ひとむかし前は、「歯槽膿漏」という呼び方が一般的でしたが、現在は歯周病と呼び、どちらも本質的な違いはありません。
特に、歯槽膿漏とは「歯ぐきから膿が漏れ出す」という意味のため、歯周病では重度の状態を指します。


・歯を支えている顎の骨が溶ける
・歯がグラグラと動く
・口臭が強くなる
・歯ぐきが下がり歯が伸びたように感じる

などの、症状があります。

 

ただし、歯周病の初期症状は自覚症状に乏しく、自分で気が付くことが難しいのが特徴です。

 

 

歯周病の進行段階

歯肉炎から歯周炎へと進行し、徐々に歯ぐきや顎の骨に炎症を広げます。


1.歯肉炎:歯ぐきが赤く腫れる。
2.歯周炎(軽度):歯を支えている顎の骨が溶けはじめる。
3.歯周炎(中度):骨が3割くらい溶かされて、歯が動きはじめる。
4.歯周炎(重度):骨は8〜10割くらい溶かされて、歯が抜け落ちることも。

(出典:厚生労働省e-ヘルスネット‐歯周病の検査 より)

  

 

歯周病の検査方法

野口歯科医院は、 orcoa(オルコア)と呼ばれる口腔細菌検出装置により、歯周病の細菌検査が可能です。
歯周病の細菌のひとつP.G菌を検査することができます。
P.G菌とは、Porphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)のことで、骨を溶かす作用があるだけではなく、悪臭の原因です。

 

このP.G菌を45分で検知して、存在するかどうかを確認できます。

 

(野口歯科医院の診療案内についてはこちら)

  

 

歯周病を予防したいのであれば「野口歯科医院」へご相談ください

JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯科【野口歯科医院】では、精密な機器による歯周病の検査が可能です。
これにより、患者さんに合う治療や予防の方針を提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

お電話、インターネット(24時間)でのご予約が可能です。
平日・土曜も、17時まで受付しています。

 

 


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