COLUMNコラム

むし歯を放置しすぎたら歯は抜くしかないの?~歯を残すための保存治療~

こんにちは。
JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】です。

 

「歯医者に行く時間がなくてむし歯の治療ができていない」などの理由で、むし歯を放置していませんか?
むし歯は放置しても自然に治ることはないので、徐々に歯が溶けていきます。

 

そう聞くと、「え!むし歯がひどくなったら歯を抜くしかないの?」と不安になりますよね。
確かに、ひとむかし前までは、むし歯が神経まで達したら「歯を抜く」治療が一般的でした。

 

しかし、医療が発達した現代では、「できるだけ歯を残す」保存治療が可能になりました。
今回は、歯の保存治療のうちのひとつ「根管治療」について紹介します。

 

 

放置したむし歯はどうなる?

むし歯は、歯の表面の層である「エナメル質」から、内側にある「象牙質」へ進行します。
さらに、むし歯を放置すると、歯の神経や血管が通う「歯髄」という部分まで、むし歯菌に侵されるのです。

 

ここまで進行すると歯に強い痛みがあり、生活に支障がでることも。

 
以前は、「歯髄」までむし歯が進行すると、「抜歯」という治療を選択せざるを得ませんでした。
しかし最近では、できるだけ歯を残す治療「根管治療」が選択できるようになりました。
 
 

できるだけ歯を残すための「根管治療」の流れ

根管治療とは?

いわゆる、「神経を抜く」治療により、歯を保存する方法です。
むし歯に感染した歯髄や歯質を、専用の細い器具で取り除きます。
この根管治療により、痛みを取り除き、さらなるむし歯の感染リスクを防ぐことが期待できます。

 

平成29年度患者調査によれば、全体の約18%の方が根管治療を受けており、歯科治療の中で大きな割合を占める治療です。

(出典:厚生労働省e-ヘルスネット‐歯の神経の治療(根管治療)より)

 

マイクロスコープを用いた根管治療の流れ

野口歯科医院では、マイクロスコープを用いた精密な根管治療が受けられます。


1.むし歯に感染した歯質を削る
2.むし歯に感染した歯髄を専用の器具で取り除く
3.歯の内部を器具で拡大して薬を入れやすい形態にする
4.歯の内部を洗浄・消毒する
5.歯の内部に薬を入れて仮の蓋をする

 
3〜4の流れを数回繰り返し、症状が改善したら最終的な薬を詰めて、被せ物の治療に移行します。
根管治療は、細くて暗い肉眼では確認できない部分のため、とても難しい治療です。

 

「マイクロスコープ」を用いれば、肉眼では確認できない部分を4〜20倍程度に拡大できるため精密な治療ができます。
これにより、無駄に歯を削ることなく、細菌の取り残しが減り、むし歯の再発リスクも抑えられるという仕組みです。
 
 

むし歯の再発リスクを抑えた精密な根管治療は「野口歯科医院」で可能です

JR中央本線「高円寺駅」から徒歩2分の歯医者【野口歯科医院】では、マイクロスコープを用いた精密な根管治療を受けられます。
「経験や勘に頼る治療」ではなく、マイクロスコープによる「精密で再発リスクが低い」治療を受けてみませんか。

 

お電話、インターネット(24時間)でのご予約が可能です。
平日・土曜ともに、17時まで診療しています。

 

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